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コラム

Column

筋トレ ダイエット 2022.10.08

高精度のトレーニングとは「筋肉と脂肪へのピンポイント攻撃」

「筋肉の使い方」は、実は除脂肪にも通じてきます。

「食べて絞る」ための方法をお伝えしていますが、ただ食べるだけで自然と絞れるわけがありません。

食べて絞るというのは、実際には「食べて、カラダを動かして、絞る」ということです。

 

よく使っている筋肉のまわりには、脂肪がのらない

きちんと食べることで「よいトレーニング」ができるようになるからカラダが絞れていくということが大前提です。

「よいトレーニング」とは何なのかというと、ひとつは筋肉が発達するという側面であり、もうひとつは体脂肪が落ちるという側面があります。

体脂肪を落とすためには「摂取カロリーよりも消費カロリーを増やす」という条件がついてまわります。

ただし、これは全身を俯瞰で見たときの話です。パーツごとに見ていくと「よく使っている筋肉のまわりには、脂肪がのらない」という考えのほうが当てはまっていきます。

気になる部分がある一方、あまり問題を感じない部位があるのはまさにそれです。

これを解決するためには特定の筋肉をうまく使うテクニックが必要になってきます。

これは、筋肉に対して適切に負荷をかけて、その筋肉を動かしてしまう技術といい換えることができますから、筋肉を発達させるためにも有効に働きます。

つまり、うまく効かす(動かす)ことができるパーツの筋肉は大きくなるし、脂肪も落ちるという、いいことづくしの状態に

反対にうまく効かす(動かす)ことができないパーツの筋肉は大きくならないし、脂肪も落ちないという、踏んだり蹴ったりの状態に陥ります。

 

 

減量はエネルギー収支とパーツごとのトレーニングが大事

トレーニングを熱心にやっている人たちは多くても、そのなかでパーフェクトに鍛え上げられている人が少ない。

それだけ全身くまなく「よいトレーニング」を実現させることは難しいということです。

「背中のトレーニング」という括りにおいても、下に引く動作があったり、後ろに引く動作があったり……。

種目が違えばカラダの使い方も異なるわけで、使い方が変われば、使われる筋肉も変わってきます。

だから、全身くまなく鍛え上げられていない人には、何かの種目を疎かにしていたり、何かの種目が苦手な人が多いのです。

先ほども書きましたが、うまく動かすことのできないパーツは発達もしないし、体脂肪も落ちません。このような考え方があるということも、忘れないでほしいです。

減量には、エネルギー収支という全身を俯瞰したときの大原則のほかに、パーツそのものをしっかりと使えているか否かという観点があるのです。

特定の筋肉を使っていくと、そこに血管が浮かび上がるようになります。

パンプアップして太い血管が存在感を増すのですが、それこそ血流が増えている証拠以外の何ものでもありません。

筋肉がエネルギーを使い、血流が増えると、体脂肪は必然的に使われます。

睡眠とほぐしやストレッチで血管をしっかりとケアして、バランスのよい食事を徹底して血流を増やし、さらに血液性状をどんなに高めたとしても、結局は、筋肉をうまく使うことができなかったら、効果は得にくいのです

 

 

筋肉に問え。「疲れているのか、それとも、まだいけるのか」

全身のトレーニングを上手にしていくこと。

満遍なく行うという意味ではなく、苦手種目を中心に動作スキルを高めていくことへの取り組みも、体脂肪除去にはとても大切なことになってくるのです。

消費エネルギーを稼ぐために、闇雲でもいいからとにかくたくさんカラダを動かす、というのも、もちろんひとつの手です。

しかし、賢い方法ではないです。狙ったパーツの脂肪を落とすことができない、狙ったパーツの筋肉をつけられないということは、望むカタチのカラダになれないということです。

そのまま今のトレーニングを続けても、いつまで経っても理想のカラダにはたどり着けないでしょう。

食事術を取り入れると同時に、トレーニングに関してはパーツに意識を集中させて、狙った筋肉に負荷をのせ、その部位に疲労を起こさせる動作ができていることを大前提として取り組む必要があります。

どんなに一生懸命トレーニングをしても、終えた後に一番疲れていたのが心臓だとしたら……まったく意味がありません。

狙った部分に疲れを感じるか、鍛えるべき筋肉が熱くなるか、体脂肪を落としたいところがパンプアップしてくるか

このような感覚を頼りにして、精度の高いトレーニングをすることが、血管を広げて、血流を増やし、エネルギーを集中させて体脂肪を取り去る技術となってきます。

 

 

筋肉と脂肪へのピンポイント攻撃

目には見えないレベルの血管も広がって、血管の新生が起こって細かなところまで血液が行き渡るようになるでしょう。

そうなったら、もう余計な脂肪はつきにくくなります。いうなれば、筋肉と脂肪へのピンポイント攻撃

80キロの人でも70キロの人でも、体重に変化がなかったとしても、筋肉のつき方が変わり(筋肉の住所変更)、気になる部分の脂肪がなくなれば、カラダに対する印象が、かなり変わって見えるのです。

そして、それを実現できるのは「カラダの使い方」に着目した「精度の高いトレーニング」のみ。

脂肪を落とすのは食事、筋肉を鍛えるのはトレーニング、とボディメイクの目的ごとに方法を決めつけたがる傾向にあります。

しかし、除脂肪を進めるうえでもトレーニングスキルが役に立つことがわかった今日からは、いついかなるときであっても、筋肉を鍛え上げるためのスキルアップを求めていきましょう。

 

まとめ

今回は筋肉を鍛え上げるためにはスキルアップが必要であることを紹介しました。

ただ闇雲にカラダを動かすのではなく、ピンポイントに筋肉を鍛え上げ、望むカタチのカラダにたどり着きましょう。

 

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