Column
トレ中の補給にカーボ(炭水化物)ドリンクを飲むことがあります。トレ中にカーボを摂る目的は、集中力とスタミナの持続です。
今回はトレ中のサプリ摂取についてご紹介します。
トレーニング直後のプロテインに20~30グラムのカーボ(炭水化物)を混ぜるという方法があります。
それは、タンパク質を摂取することによるインスリン分泌の効果でアミノ酸の取り込みをよくするために行います。
しかし、空腹がおきにくく、トレーニング後の食事に対して「食べなくていいかも」というスタンスになってしまう場合があります。
今でこそ「サプリメントは不足分の補給」という考えですが、ボディメイクに関して引き算的な手法を覚える前は、できることはすべてやっていました。
トレ中のカーボを摂って、トレ後の食事も無理やり摂っていた。
ほかにも、トレ前のサプリをたくさん飲んでいました。
この経験を踏まえて、たどり着いたのが「食事をおいしくいただくこと」です。
旨い!と思って摂る食事と、カラダのために……とイヤイヤながら摂る食事とでは、唾液も胃液も分泌量が異なり、体内での消化吸収の度合いが違うと感じたからです。
なので、トレ中にカーボを摂っても食事が旨い!のなら、摂ってもいいのではないでしょうか。
もしくは、トレーニングから食事までの間が長く空いてしまう場合(そうなりそうなら、トレーニングをしないほうがいいのでは、と思いますが)。
「インスリンを分泌させることが、筋肥大には大事だ。」そのような理論があるからこそ、トレ中カーボ摂取の話が出てくるわけですが、インスリンの分泌は成長ホルモンを抑制するといわれています。
そこに関しても、質問を受けることがあります。
インスリン分泌と成長ホルモン分泌、どちらを優先すべきなのですか?」と。
それに関していえることは、インスリンを経由して筋肉が大きくなるメカニズムと、成長ホルモンを経由して筋肉が大きくなるメカニズムは別だということ。
どちらか一方の道が通れなくなったとしても、もう一方の道が通れれば目的地には到着できますよね。
ひとつの道しか選ばない!と、はじめから決めつけるのではなく、ふたつの道のどちらも通れるように準備をするのが、正解ではないでしょうか。
ただし最近では、成長ホルモンによる筋肥大にはそれほど期待できない、というデータも出てきています。
やはり、運動後の食事をおいしく食べられるのは最高ですし、余計なストレスが溜まりません。
これが普通の生活でもボディメイクができる「鍵」と考えています。
「カラダが全然、変わらないんです」と嘆く人のなかには、時々「今、自分のカラダをどうしようとしているのか」が、見えなくなってしまっている人がいます。
「いいカラダ」の条件を細分化していくと「無駄な脂肪がない」「筋肉が発達している」「それぞれの筋肉のカタチがいい」というような要素によって成り立っていることがわかります。
カラダ作りの本質を理解しないままに、ただ「今日から俺はいいカラダを作る!」と張り切って始めてしまうと、脂肪を落とさないといけないし、筋肉を育てないといけないし、それぞれのデザインもしていかなければいけないし……と、マルチタスク状態に陥って、そのままタスクに溺れてしまうのです。
なので、今一度、自分自身に問いかけましょう。
今、自分がすべきことは、体脂肪を削ることなのか。それとも、筋肉を大きく成長させることなのか。
それらは互いにトレードオフの関係になりやすいので、まずはどちらが第一優先事項となるのか、ハッキリさせておく必要があります。
ここまで十分に時間をかけて筋肉を育ててきたという実感があるのなら、体脂肪を削ることでいいカラダは手に入ります。
削りながら、出てきたカットを見て、そこからデザインを決めていくこともできるようになるでしょう。
まだまだ筋肉を大きくしたいというのであれば、多少の脂肪がのることも受け入れて栄養をガンガン入れてトレーニング強度を上げていくしかありません。
どちらを選ぶかの判断を下すための助けになるかどうかはわかりませんが、筋肥大の最終形態は、お相撲さんのカラダです。
しかし、みなさんがなりたいカラダはおそらくお相撲さんのスタイルではないと思うので、その先には、必ず除脂肪と向かい合う日がやってきます。
脂肪を剥ぎとった後、どれだけの筋肉を残しておけるかは未知数です。
ただ一時的に筋肉を最大化することは、できるということです。また「体脂肪を落とす」という行為には、得意不得意が出やすいと感じています。
得意な人であれば、どれだけ増量していたとしてもストレスなく脂肪を削り落とし、なおかつ筋肉も綺麗に残すことができます。
しかし不得意だった場合、カタボリックな状態に陥り、せっかく育てた筋肉を必要以上に落としてしまう恐れがあります。
減量をするということだけでもストレスになりやすいのに、筋肉まで落ちてしまったらどんなに努力をしても結局、いいカラダにはなれません。
そうなると、もうただひたすらに自分が苦しいだけなので、いくら筋肉をつけるためだとしても、あまり体脂肪を増やし過ぎない方がいいでしょう。
筋肥大と除脂肪、どちらを先にする方がいいですか?と聞かれることは、しょっちゅうです。
でも、それに対する答えは、どこにもありません。
どうにも決めきれないのなら、はじめのうちは両立でもいいのかもしれませんが、同時に取り組むと体脂肪除去の効果も筋肉を肥大させる効果も、どちらも下がり気味になってしまうということは知っておいてほしいです。
しかし、それでも長期間継続することで、少しずつ理想に近づいていくことは間違いではありません。
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